
Executive Summary
- 最初から完璧でなくて大丈夫です
- 先に現状整理をすると進みます
- 守る仕事を明確にします
- 止まる原因を洗い出します
- 相談で進み方が見えやすくなります
ここまで、ジギョケイの次にBCPとBCMをどう考えるかを見てきました。最後に大切なのは、「では自社は何から始めるか」をはっきりさせることです。本稿では、相談前に整理しておくと話が早くなる5つの視点をまとめます。難しい専門用語はなくて大丈夫です。今の状態をそのまま言葉にするだけでも、次の一歩はかなり見えやすくなります。
出典: 中小企業庁 事業継続力強化計画
目次
- 守りたい仕事は何か
- 止まると困る原因は何か
- 代わりの手段はあるか
- 誰が動くか決まっているか
- どこから小さく始めるか
本文
守りたい仕事は何か
最初に整理したいのは、「売上を支える仕事」ではなく、「止まると経営に響く仕事」です。問い合わせ対応、決済、請求、納品、顧客データ管理など、地味でも止まると大きな影響が出る仕事があります。内閣府ガイドラインでも、重要事業・重要業務の選定が出発点になっています。
止まると困る原因は何か
次に、その仕事が止まる原因を見ます。災害、停電、通信障害、仕入れ停止、人手不足、設備故障などです。ただし、原因を細かく増やしすぎる必要はありません。「何が起きると止まるか」を現実的に考えるだけで十分です。
出典: 内閣府 企業の事業継続
代わりの手段はあるか
代替手段の有無は、事業継続の強さを大きく左右します。別の仕入れ先はあるか、紙でも受注できるか、別の場所で作業できるか、データは復元できるか。こうした問いを持つと、対策の優先順位が見えます。BCPは、理想論より「代わりがあるか」を確認する作業に近いものです。
出典: 内閣府 企業の事業継続
誰が動くか決まっているか
計画があっても、動く人が決まっていないと実際には機能しません。内閣府はBCMの実施体制や責任の明確化を重視しています。小さな会社でも、「判断」「連絡」「顧客対応」「復旧確認」を誰が担うか決めるだけで、初動はかなり変わります。
どこから小さく始めるか
おすすめは、全部を一度にやらないことです。 まずは1つの重要業務。 次に1つの中断リスク。 そして1つの代替手段。 これだけでも、十分に意味があります。中小企業庁や内閣府の考え方を見ても、事業継続は継続的に改善していくものです。だからこそ、最初の一歩は小さくて構いません。
まとめ
- 守るべき仕事から整理する
- 止まる原因を現実的に考える
- 代替手段の有無を確認する
- 誰が動くかを明確にする
- 小さく始めて続けることが大切
次の一手:自社の状況を30分だけ棚卸しし、必要なら相談で整理を進めましょう。
FAQ
Q1. 相談前に資料は必要ですか。
完璧な資料は不要です。今の不安や、止まると困る仕事が分かれば十分話を進められます。
Q2. まだジギョケイだけの段階でも相談できますか。
できます。むしろ、その段階でBCPやBCMの考え方を整理すると、無理のない進め方を選びやすくなります。
出典: 中小企業庁 事業継続力強化計画
Q3. 小さな会社でも本当に意味がありますか。
あります。限られた人と資源で事業を守るには、優先順位と代替手段の整理が特に重要だからです。これは公的ガイドラインが示す考え方とも一致します。
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