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中小企業のCSR・CSVは何から始める?4つのタイプで考える実践方法

中小企業のCSR・CSVは何から始める?4つのタイプで考える実践方法

「CSRやCSVの考え方は分かってきた」

「社会のためだけではなく、経営にもつながる可能性があることも分かった」

それでも、次に出てくるのはこの疑問ではないでしょうか。

「では、具体的に何をすればいいの?」

CSRやCSVについて調べると、たくさんのテーマが出てきます。

  • 環境
  • 人権
  • 地域貢献
  • 働き方
  • SDGs
  • 脱炭素
  • 社会課題
  • 地域活性化
  • 人材育成
  • サプライチェーン

ここまで並ぶと、

「全部やらないといけないのでは?」

「小さな会社には無理なのでは?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、中小企業や個人事業主がCSR・CSVへ取り組むとき、すべてを一度に行う必要はありません。

むしろ重要なのは、

自社の強みや事業内容に合うテーマを一つ選ぶこと

です。

Day3では、中小企業が取り組みやすいCSR・CSVを、次の4つに分けて考えます。

  • 本業改善型
  • 地域連携型
  • 商品・サービス型
  • 人材・職場型

どれか一つが正解というわけではありません。

自社がすでに持っている強み、顧客との関係、地域とのつながりから、始めやすいものを選べばよいのです。

この記事の要約

  • 中小企業のCSR・CSVは、すべてのテーマへ取り組む必要はありません。
  • 取り組みは「本業改善型」「地域連携型」「商品・サービス型」「人材・職場型」の4つに分けると考えやすくなります。
  • 最も始めやすいのは、既存事業の中にある課題や改善点から考える方法です。
  • 地域課題を事業として解決する取り組みは、新しい顧客や商品・サービスにつながる可能性があります。
  • 大きな予算をかける前に、小さく試し、顧客・従業員・地域の反応を確認することが重要です。
  • CSR・CSVでは「目立つ活動」より「自社らしく、続けられる活動」を選ぶことが重要です。

経営者が考えるべき問い

自社の強み、顧客、地域、従業員を考えたとき、最も無理なく始められ、事業価値にもつながるCSR・CSVは何か?

なぜ「何をすればいいか分からない」状態になるのか

CSR・CSVを考え始めた企業が、最初につまずきやすいのがテーマ選びです。

社会課題は広すぎます。

環境。

高齢化。

少子化。

人手不足。

地方創生。

教育。

貧困。

食品ロス。

災害。

これを見て、

「自社が解決できる問題なんてない」

と思ってしまうことがあります。

しかし、最初から社会全体の課題を解決しようとする必要はありません。

2025年版小規模企業白書では、小規模事業者が地域の社会課題解決に取り組んでいない理由として、

「地域にどのような社会課題があるのか分からない」

という回答が最も多いことが示されています。

つまり、問題は「できないこと」だけではありません。

何が課題なのか分からないこと

自体が、取り組めない理由になっています。

社会課題を探す前に「困っている人」を探す

そこで、CSR・CSVを考えるときは、

「社会課題は何ですか?」

と考えるのではなく、

「今、誰が何に困っているか?」

と考えてみてください。

例えば、

  • 高齢のお客様が店舗まで来られなくなった
  • 地域の若い人が働く場所を探している
  • 飲食店で毎日食品が余っている
  • 工場で材料の端材が大量に出ている
  • 子育て中の社員が働き続けにくい
  • 地域の空き家が増えている
  • 小規模事業者がデジタル化できず困っている

といった具体的な困りごとです。

こうした小さな課題を見つける方が、中小企業にとっては実践的です。

CSR・CSVを4つのタイプに分ける

中小企業がCSR・CSVへ取り組むとき、次の4タイプに分けると考えやすくなります。

タイプ 考え方 主な対象
本業改善型 現在の事業を社会や環境の視点から改善する 業務、材料、エネルギー、廃棄
地域連携型 地域の課題を地域の人・企業と一緒に解決する 地域、高齢者、学校、自治体、地域企業
商品・サービス型 社会課題を解決する商品・サービスを作る 顧客、新市場、新規事業
人材・職場型 働きやすさ、人材育成、雇用を改善する 従業員、採用候補者、地域人材

これらは完全に別々ではありません。

一つの取り組みが複数タイプにまたがる場合もあります。

大切なのは、

どこから始めると、自社が最も動きやすいか

を考えることです。

タイプ1:本業改善型

最も始めやすいのが、本業改善型です。

現在の事業の中にある、

  • 無駄
  • 廃棄
  • 使いにくさ
  • エネルギー使用
  • 過剰包装
  • 移動
  • 作業負担

などを改善します。

社会課題のためにまったく新しい仕事を始めるのではなく、

今やっている仕事を少し良くする

方法です。

具体例

  • 印刷物を必要以上に作らない
  • 廃棄している材料を減らす
  • 再利用できる梱包材へ変える
  • 電力使用量を確認する
  • 配送ルートを見直す
  • 食品ロスを減らす
  • 長時間労働につながる無駄な作業を減らす

本業改善型のメリット

本業改善型は、社会的な意味とコスト改善が一致しやすいことがあります。

例えば、材料廃棄を減らせば、

環境負荷を減らす。

同時に材料費も減らす。

という形になる場合があります。

電力使用量を減らせば、

環境負荷。

電気代。

の両方を改善できる可能性があります。

社会価値と経営価値を比較的つなげやすいタイプ

です。

向いている会社

  • 製造業
  • 飲食業
  • 小売業
  • 物流
  • 建設業
  • 事務所型サービス業

など、幅広い業種で検討できます。

本業改善型で最初に見る場所

自社の仕事を、次の3つの視点で見てください。

捨てているもの

材料、食品、紙、包装など。

使いすぎているもの

電気、燃料、水、時間など。

社員や顧客が困っていること

手間が多い、分かりにくい、使いにくいなど。

この中に、CSR・CSVの入口がある可能性があります。

タイプ2:地域連携型

中小企業や個人事業主にとって、大企業にはない強みがあります。

地域との距離が近いことです。

2025年版小規模企業白書では、地方公共団体が事業者に解決を期待する地域課題として、

  • 地域経済活性化・雇用創出
  • 高齢化対策・事業承継
  • 人材確保・生産性向上
  • 空き店舗・空き家の活用
  • 新規創業
  • DX推進
  • 働きやすい環境の整備

などが挙げられています。

こうした地域課題は、大企業よりも地域の事業者の方が具体的に理解している場合があります。

地域連携型の具体例

  • 地域の農家と一緒に商品を作る
  • 地元企業同士で共同配送を行う
  • 地域の学校で職業体験を行う
  • 高齢者向けサービスを地域で提供する
  • 空き店舗を活用する
  • 地域事業者のデジタル化を支援する
  • 災害時に地域へ設備や場所を提供する

なぜ地域連携が経営につながるのか

地域との取り組みは、単なるボランティアではありません。

例えば、地域企業と協力することで、

  • 新しい取引先ができる
  • 新しい顧客を知る
  • 地域資源を商品化できる
  • 会社の認知が高まる
  • 採用候補者との接点ができる

といったことが起こる可能性があります。

2025年版小規模企業白書でも、地域課題解決に営利事業として取り組む小規模事業者について、取り組んでいない事業者と比べて、売上高・営業利益・顧客数を「増加」とする割合が相対的に高いことが示されています。

これは、地域課題へ取り組めば必ず業績が上がることを証明するものではありません。

しかし、

地域課題をビジネスチャンスとして捉える余地がある

ことを示す材料にはなります。

地域課題は自社だけで解決しなくていい

地域の課題は、一社だけでは解決できないことがあります。

むしろ、

  • 自治体
  • 商工会・商工会議所
  • 地域金融機関
  • 学校
  • NPO
  • 他の地域企業

などと連携する方が現実的な場合があります。

中小企業庁では、地域課題を事業として解決しながら収益を確保する企業を「ローカル・ゼブラ企業」と位置づけ、地域の多様な関係者が連携する仕組みづくりも進めています。

ここで重要なのは、

「自社で全部やる」から「自社の強みを持ち寄る」へ考え方を変えること

です。

タイプ3:商品・サービス型

CSVらしさが最も分かりやすいのが、商品・サービス型です。

社会や地域の課題を解決する商品・サービスを作ります。

例えば、

  • 高齢者でも使いやすい商品
  • 環境負荷を減らした商品
  • 食品ロスを減らすサービス
  • 地域交通を支えるサービス
  • 空き家を活用した事業
  • 人手不足を解決するITサービス
  • 中小企業向けの省エネ支援

などです。

商品・サービス型で大切なのは顧客価値

社会的に良い商品でも、顧客が必要としていなければ事業は続きません。

そこで、必ず、

「誰が、お金を払ってでも欲しいと思うか?」

を確認します。

例えば、食品ロス削減商品でも、

環境に良い。

だけではなく、

価格が安い。

品質が良い。

便利。

おいしい。

といった顧客価値が必要です。

社会課題を商品に変える5ステップ

Step 1:困っている人を具体化する

「高齢者」ではなく、

「車を運転できず、週に一度しか買い物へ行けない高齢者」

まで具体的にします。

Step 2:現在の解決方法を確認する

今はどうやって解決しているのか。

家族が助けている。

我慢している。

高い費用を払っている。

などを確認します。

Step 3:自社の強みを当てる

配送能力。

技術。

店舗。

顧客ネットワーク。

専門知識。

などを使えないか考えます。

Step 4:小さく試す

最初から大きく投資しません。

少人数。

一地域。

一商品。

から試します。

Step 5:事業として続くか確認する

顧客が使うか。

費用は合うか。

社員の負担は大きすぎないか。

を確認します。

タイプ4:人材・職場型

CSR・CSVというと、社外への活動ばかりに目が向きます。

しかし、従業員も重要な相手です。

例えば、

  • 働きやすい環境をつくる
  • 柔軟な勤務方法を考える
  • 若手を育成する
  • 女性や高齢者が働きやすくする
  • 障害のある人が働きやすい環境を整える
  • 社員の健康や安全を考える

といった取り組みです。

なぜ人材・職場型がCSRになるのか

会社には、顧客だけではなく従業員に対する責任もあります。

そして中小企業では、社員一人の力が会社全体に与える影響が大きい場合があります。

働きやすい環境をつくることは、

  • 離職の防止
  • 採用
  • 生産性
  • 教育
  • 企業文化

に関係します。

つまり、社員への取り組みも、社会的責任と経営価値が重なりやすいテーマです。

人材・職場型の具体例

  • 子育て中の社員が働き続けやすい時間制度
  • 介護と仕事を両立しやすい仕組み
  • 新人教育を仕組み化する
  • 社員が資格を取る支援をする
  • 長時間労働を減らす
  • 地域の学生をインターンとして受け入れる

派手ではありません。

しかし、こうした取り組みも、立派なCSRの一部です。

どのタイプから始めればいい?

次の表で、自社に近いものを確認してみてください。

自社の状態 始めやすいタイプ
廃棄・エネルギー・無駄が多い 本業改善型
地域とのつながりが強い 地域連携型
商品開発・サービス開発が得意 商品・サービス型
採用・定着・働き方に課題がある 人材・職場型

迷った場合は、

最も費用が少なく、すぐ始められるもの

から試してください。

最初から「社会課題ありき」にしない

CSR・CSVに取り組もうとすると、

「SDGsのどの目標に当てはめよう?」

「社会課題を何にしよう?」

から始める場合があります。

しかし、これでは活動が会社から浮いてしまうことがあります。

順番としては、

  1. 自社の強み
  2. 顧客の困りごと
  3. 地域の困りごと
  4. 従業員の困りごと
  5. 社会課題とのつながり

の方が考えやすい場合があります。

社会課題から会社へ下ろすのではなく、会社の現場から社会課題へつなげる。

中小企業にはこの方法が合いやすいでしょう。

「良さそう」だけで決めない

取り組み候補が出てきたら、次の5つを確認してください。

確認項目 質問
必要性 本当に困っている人がいるか
自社との相性 自社の強みを使えるか
経営価値 売上、コスト、採用、信頼などに意味があるか
実行負荷 人・費用・時間がかかりすぎないか
継続性 一度だけでなく続けられるか

小さく試してから広げる

CSR・CSVだからといって、最初から大規模に始める必要はありません。

例えば、

  • 一店舗だけ
  • 一地域だけ
  • 一商品だけ
  • 一部署だけ
  • 数人の顧客だけ

で試してみます。

そして、

  • 顧客は喜んだか
  • 社員の負担はどうか
  • 費用はどうか
  • 継続できそうか
  • 会社の強みにつながったか

を確認します。

最初から成功させるより、試して学ぶこと

が重要です。

「やらない」という判断もある

CSR・CSVは、活動数を増やせば良いというものではありません。

例えば、

  • 自社の事業とまったく関係がない
  • 顧客価値がない
  • 社員の負担が大きすぎる
  • 費用が継続できない
  • 他に優先する経営課題がある

場合は、見送る判断も必要です。

やることを決めるだけでなく、やらないことを決める。

これも経営です。

外部と連携した方がよいケース

社会課題によっては、自社だけでは解決できません。

その場合は、

  • 自治体
  • 商工会・商工会議所
  • 金融機関
  • 学校
  • NPO
  • 地域企業

と協力します。

特に地域課題は、複数の組織が関係していることが多いため、

「自社だけで解決する」より「自社が得意な部分を担当する」

という考え方が有効です。

取り組みを選ぶ簡単なDecision Matrix

候補が複数ある場合は、次の4つで比較してください。

項目 低 中 高
社会・顧客への価値
自社の強みとの一致
経営への価値
実行しやすさ

すべて「高」である必要はありません。

ただし、

社会価値は高いが、自社との相性が極端に低い

場合は続かない可能性があります。

逆に、

自社の強みと一致し、顧客価値もあり、比較的小さく始められる

ものは、最初の候補として検討しやすいでしょう。

CSR・CSVで特に避けたい5つの失敗

1.流行っているテーマだから始める

他社がやっているからという理由だけで始めると、自社の強みと合わない場合があります。

2.社会貢献をアピールすることが目的になる

発信は重要ですが、実態より先に広告を作るべきではありません。

3.社員へ突然仕事を増やす

良い活動でも、現場の負担が大きければ続きません。

4.最初から大きく投資する

顧客ニーズが確認できていない状態で大きく投資すると、失敗した場合の負担が大きくなります。

5.成果を一度も確認しない

活動しただけで満足せず、何が変わったかを確認します。

Phase 1:自社の強みを確認する

目的:CSR・CSVを自社の本業から考える。

確認すること:

  • 自社が得意なこと
  • 顧客から評価されていること
  • 地域とのつながり
  • 保有している設備・技術
  • 従業員の経験

Decision Gate:

「自社だからできること」を一つ説明できるか。

Phase 2:困りごとを集める

目的:社会課題を具体的な困りごとへ変える。

聞く相手:

  • 顧客
  • 従業員
  • 取引先
  • 地域の人

Decision Gate:

誰が何に困っているのかを具体的に説明できるか。

Phase 3:4タイプから候補を選ぶ

目的:自社に合う方法を選ぶ。

  • 本業改善型
  • 地域連携型
  • 商品・サービス型
  • 人材・職場型

Decision Gate:

自社の強みと課題がつながっているか。

Phase 4:小さく試す

目的:大きく投資する前に反応を見る。

確認すること:

  • 顧客の反応
  • 社員の負担
  • 必要な費用
  • 継続可能性

Decision Gate:

続ける価値があると判断できる材料が得られたか。

Phase 5:続ける・改善する・やめるを決める

目的:活動を増やし続けない。

試した結果を見て、

  • 続ける
  • 改善する
  • 広げる
  • やめる

を判断します。

CSR・CSVでも「やめる判断」は必要です。

今日できる「CSR・CSV候補発見シート」

質問 自社の回答
顧客が今困っていることは何か
社員が困っていることは何か
地域で最近よく聞く課題は何か
自社で無駄になっているものは何か
自社の最も得意なことは何か
その強みで解決できそうな問題は何か

ここで、

「自社の強み」と「誰かの困りごと」が重なる部分があれば、CSR・CSVの候補になります。

まとめ

中小企業や個人事業主がCSR・CSVへ取り組むとき、最初から大きな活動を行う必要はありません。

そして、すべての社会課題へ取り組む必要もありません。

まず、自社に合う入口を選びます。

本業を改善する。

地域と一緒に取り組む。

商品やサービスにする。

働く環境を改善する。

この4つです。

大切なのは、

「社会的に良さそうだから」ではなく、「自社の強みを使って続けられるか」で考えること。

そして、最初から大きく投資するのではなく、

小さく試す。

反応を見る。

改善する。

必要なら広げる。

この順番で進めます。

CSR・CSVは、会社に新しい仕事を増やすためのものではありません。

今ある仕事を、社会や顧客にとってもっと価値のあるものへ育てる考え方

として使うことができます。

この記事のポイント

  • CSR・CSVは「本業改善型」「地域連携型」「商品・サービス型」「人材・職場型」に分けると考えやすい。
  • 最も始めやすいのは既存事業を見直すこと。
  • 地域課題は、自社だけでなく自治体や他社と連携して取り組める。
  • 社会課題を商品にするときは、顧客がお金を払う価値があるかを確認する。
  • 取り組みは最初から大きく始めず、小さく試す。
  • 続かない活動は無理に続けず、改善・中止も判断する。

よくある質問

Q1. 4タイプのうち、どれから始めるのが一番よいですか?

会社によって異なります。迷った場合は、現在の事業の中で改善できることを探す「本業改善型」が比較的始めやすいでしょう。大きな新規投資をせずに試せる場合があります。

Q2. 社会課題が何なのか分かりません。

大きな社会問題を探す必要はありません。顧客、従業員、取引先、地域の人が日常的に困っていることを聞いてください。2025年版小規模企業白書でも、地域課題が分からないことが、社会課題解決に取り組まない主な理由として示されています。

Q3. CSR・CSVは自治体と一緒にできますか?

テーマによっては可能です。地域課題は自治体、地域金融機関、商工会・商工会議所、学校、NPO、他の地域企業などと連携する方法があります。自社だけで解決する必要はありません。

Q4. 社会課題を解決する商品なら売れますか?

必ず売れるわけではありません。社会的価値だけでなく、顧客にとっての品質、価格、便利さ、使いやすさなどが必要です。小さく試し、実際の顧客反応を確認してください。

Q5. 取り組みが会社の負担になってきた場合はやめてもよいですか?

事業として継続できない場合は、改善や中止を判断することも必要です。社会への価値と、費用・人員・時間を含む経営上の負担の両方を確認してください。

次にやること

今日、4タイプの中から一つだけ選んでください。

候補 チェック
本業改善型
地域連携型
商品・サービス型
人材・職場型

そして、次の3つを書き出します。

  1. 誰が困っているのか
  2. 自社のどの強みが使えるのか
  3. 最も小さく試すなら何ができるか

ここまで決まれば、CSR・CSVは「何となく良いこと」から、具体的な経営テーマへ変わります。

次回予告

Day4では、「CSR・CSVを一度きりの活動で終わらせず、会社の仕組みにする方法」を考えます。

CSR・CSVでよくある失敗は、

最初は盛り上がった。

ホームページにも掲載した。

しかし、半年後には誰もやっていない。

という状態です。

Day4では、

  • 誰が担当するか
  • 何を確認するか
  • どのタイミングで見直すか
  • 何を成果として見るか
  • いつ続ける・やめるを判断するか

を整理し、

専任部署がない中小企業でも続けられるCSR・CSV運営

を考えます。

「CSR・CSVで何か始めたいけれど、自社に合うテーマが分からない」という方へ

環境、地域、人材、SDGsなど、最初からテーマを決める必要はありません。

まず、自社の強み、顧客の困りごと、地域との関係、社員が困っていることを整理すると、取り組み候補が見つかりやすくなります。

📩 自社に合うCSR・CSVのテーマを見つけ、「本業改善」「差別化」「新商品・サービス」「地域連携」のどこから始めるか整理したい方は、お気軽にご相談ください。

参考資料・出典

  • 中小企業庁「2025年版 小規模企業白書 第2部第1章第2節 地域の持続的発展と小規模事業者」
    小規模事業者による地域の社会課題解決、地域資源の活用、地域との連携について分析。地方公共団体が期待する地域課題や、小規模事業者の取組状況、営利事業として地域課題解決へ取り組む事業者の業績・顧客数の見通しなどを掲載。
    https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/shokibo/b2_1_2.html
  • 中小企業庁「地域課題解決事業推進に向けた基本指針」
    事業を通じて地域課題を解決しながら収益を確保し、地域の持続可能性に貢献する企業や、地域の多様な関係者との連携について整理。
  • 中小企業庁「2025年版 小規模企業白書 社会課題解決をはじめとした地域における取組への支援等」
    地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築、地域の実情を踏まえた販路開拓や生産性向上等への支援を紹介。
    https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/shokibo/b4_6.html

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