
情報セキュリティ10大脅威2026:個人と法人で気を付けること
Executive Summary(TL;DR 5行)
- 個人は「お金」と「個人情報」が狙われます。
- 法人は「業務停止」と「取引先への迷惑」が致命傷です。
- 2026は法人で「AIをめぐるサイバーリスク」が初登場です。
- まずは“入口”(ID/パスワード、メール)を固めるのが近道です。
- 迷ったら「止める→確認→相談」の順が被害を小さくします。
導入
最近の被害は、ITが得意な人でも普通に引っかかります。理由は「手口が上手い」からです。 2026年版の10大脅威は、個人向けと法人向けでリストが分かれており、守るべき対象も変わります。 個人は主に金銭・アカウント・個人情報、法人は業務の継続・取引先・社内データが中心です。 まず全体像を押さえて、「自分(自社)はどこが弱いか」を見つけるだけで、対策のムダが減ります。
参考:https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html
目次(トピッククラスタ)
- 取締役会で揉める“3つの論点”
- ROI可視化の最小単位は「効果モデル」
- ガバナンスは“速度を落とさず事故を防ぐ装置”
- 最初の90日で作るべき成果物(1枚で足りる)
2026年版のポイント(押さえるのはここ)
- 法人(組織)向けは順位あり:1位は「ランサム攻撃による被害」、2位は「サプライチェーンや委託先を狙った攻撃」。 さらに3位に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初選出されました。
- 個人向けは五十音順:順位は付けず、どれも同じくらい注意が必要、という扱いです。
参考: https://www.ipa.go.jp/pressrelease/2025/press20260129.html / https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html
「個人」と「法人」で、まず守るべきもの
個人(会社員・フリーランス含む)
- 口座・カード・スマホ決済
- ID/パスワード(SNS、メール、通販、仕事用SaaS)
- 住所・氏名・勤務先などの個人情報
法人(中小企業・個人事業主の“仕事の場”)
- 仕事の継続(止まると売上が止まる)
- 取引先情報(見積、請求、契約、顧客データ)
- 社内アカウント(メール、クラウド、会計、勤怠など)
今日からの基本3点(最小セット)
- パスワードを“使い回さない”(できればパスワード管理アプリ)
- 2段階認証(追加の確認)をON(メール・SNS・クラウドは最優先)
- 「急かす・脅す・今すぐ」を疑う(メール、SMS、電話、ポップアップ)
まとめ+要約(5点)
- 個人は「お金・個人情報」、法人は「業務停止・取引先」が痛い
- 法人1位はランサム、2位はサプライチェーン攻撃
- 法人では「AIをめぐるリスク」が初選出
- 個人向けは順位なし=全部対策が必要
- 入口対策(ID/認証/メール)が最優先
参考: https://www.ipa.go.jp/pressrelease/2025/press20260129.html / https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2026.html
FAQ(3問)
Q1. うちは小さい会社ですが、狙われますか?
A. はい。むしろ「守りが薄い」「止めやすい」と見られることがあります。大企業だけの話ではありません。
Q2. 対策が多すぎて無理です…
A. まずはメール・ID・バックアップの順でOKです。全部を一気にやらなくて大丈夫です。
Q3. 個人でも会社でも共通で効くことは?
A. 2段階認証、使い回し禁止、怪しい連絡を即対応しない。この3つは共通で効きます。
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