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90日ロードマップ:口座開設〜積立設定〜やめない仕組み化

90日ロードマップ:口座開設〜積立設定〜やめない仕組み化

90日ロードマップ:口座開設〜積立設定〜やめない仕組み化

ご注意:本記事は一般的な情報提供であり、特定の金融商品の推奨ではありません。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。制度・手続きは金融機関により異なる場合があるため、最終的には各社案内をご確認ください。

Executive Summary(TL;DR)

  • 最初のゴールは「増やす」ではなく「やめない仕組みを作る」です
  • 90日を3つに分けます:準備(0-30)→設定(31-60)→習慣化(61-90)
  • 怖さの正体は“判断の回数”なので、迷う場面を先に消します
  • 積立は小さく、見直しは少なく(年1回)で十分です
  • 最後に「自分ルール」を1行で決めると、続きます

投資が続かない一番の理由は「相場が怖い」よりも、「迷う回数が多い」ことです。 何を買う?いつ買う?増やす?やめる?――これを毎回考えるほど、人は疲れて止まります。 だからDay4は、商品を細かく比較する回ではなく、迷いを減らして“やめない仕組み”を作る回です。 90日だけ、順番どおりに進めればOK。小さく始めて、淡々と続けられる形を一緒に作りましょう。

1) 90日計画の考え方:目的は「増やす」より「続ける」

まず前提です。投資初心者の最初の目的は、いきなり増やすことではありません。 「続ける側」に回ることが目的です。

なぜなら、投資が怖い人にとって最大の敵は「途中でやめること」だからです。 値動きがある以上、途中で不安になります。そこでやめてしまうと、「怖かった記憶」だけが残ります。 逆に言えば、小さくても続けば、経験が“安心”に変わります。

Goal 1迷う場面を先に減らす

「買う/買わない」「増やす/やめる」を毎月考えない。仕組みで解決します。

Goal 2見直し回数を決める

相場チェックは減らすほど安心。見直しは年1回で十分です。

2) 0〜30日:不安を減らす準備(守りの設計)

やることは3つだけ

  1. 生活防衛資金を決める
    「この金額は投資に回さない」と決めます。ここが曖昧だと、値下がり時に生活が怖くなり、売りたくなります。
  2. 優先順位を決める(迷うならNISA→余裕があればiDeCo)
    NISAは比較的取り出しやすい資産づくり、iDeCoは老後のために“触らない”積立。まずは使う可能性があるお金と老後のお金を分けます。
  3. 毎月の積立額を“続く額”にする
    最初から頑張りすぎない。月5,000円でもOK。目的は「続く形」を作ることです。
ここでのコツ:「正解の金額」を探さないことです。あなたの正解は、続けられる金額です。

3) 31〜60日:口座開設〜積立設定(自動化)

この期間は「手続きを終わらせて、考えなくても続く状態」を作ります。 重要なのは、積立日を固定して“自動化”することです。

やることチェックリスト

  • NISA口座(必要なら)を開設:最初は「つみたて中心」でOK
  • (向く人は)iDeCoの申込:老後まで触らないお金だけで
  • 積立日を固定:給料日後・売上入金後など「資金が入るタイミングの直後」がおすすめ
  • 積立額を固定:毎月同じ額にして迷いを減らす
  • 通知設定を見直す:値動き通知はOFF(見すぎると不安が増えます)
よくある落とし穴:「どの商品が一番いいか」で止まること。
最初は“完璧な商品”より、“続く仕組み”が勝ちます。

4) 61〜90日:見ない・迷わない仕組み(習慣化)

ここからが本番です。相場は上がる月も下がる月もあります。 下がった月に怖くなるのは普通。そこで“見ない仕組み”が効きます。

やることは「減らす」

  • 相場チェックを減らす:毎日→週1→月1(おすすめは月1)
  • 見直し頻度を決める:増額/変更は年1回だけにする
  • ルールを1行で固定:例「積立は止めない。増額はボーナス月だけ検討」

投資が怖い人ほど、値動きに心が引っ張られます。 だから、「見る回数」と「決める回数」を減らすことが最大のリスク対策です。

この時点でできていれば合格

  • 積立が自動で動いている
  • 毎月の判断がゼロになっている
  • 相場チェックが月1回以下になっている
  • 増額・変更のタイミングが年1回と決まっている

5) 最低限のチェック項目(失敗しやすい穴を塞ぐ)

① 生活費に手を出していない?(生活防衛資金は守れている?)

値下がりしても生活が崩れない状態が最優先です。もし投資額が家計を圧迫しているなら、 すぐに金額を下げて「続く形」に戻しましょう。減額は失敗ではなく、調整です。

② 一括で大きく入れていない?(怖さが増える入り方をしていない?)

投資が怖い人は、最初から大きく入れるほど不安が増えやすいです。 少額の積立で十分です。経験が積み上がるほど、怖さは下がります。

③ 見すぎていない?(スマホで毎日チェックしていない?)

毎日見るほど、上がっても下がっても心が動きます。結果として疲れてやめたくなります。 チェックは月1回でOK。通知は減らしましょう。

④ “やめる理由”を自分で作っていない?(情報を浴びすぎていない?)

SNSやニュースを見すぎると、今やらない理由が無限に見つかります。 最初の90日は「仕組みを作る期間」と割り切って、情報摂取を絞るのがおすすめです。

まとめ(要点5つ)

  • 最初の目的は「増やす」より「続ける」
  • 0-30日は守り:生活防衛資金と続く積立額を決める
  • 31-60日は自動化:口座開設と積立日固定で迷いを消す
  • 61-90日は習慣化:見ない・決めない仕組みで不安を減らす
  • 見直しは年1回。減額は失敗ではなく調整

Next Best Action:あなたの「1行ルール」を決めましょう。例)「積立は止めない。見直しは年1回だけ。」

FAQ(よくある質問)

Q1. 90日で結果(利益)が出ないと意味がない?

A. 最初の90日の目的は「利益」ではなく「続けられる仕組み」です。 仕組みができれば、あとは時間が味方になります。

Q2. 下がったらどうすればいい?

A. まず生活防衛資金が守れているか確認してください。守れているなら、基本は“仕組みどおりに淡々と”です。 不安なら、相場を見る回数を減らし、増額は先送りでOKです。

Q3. 積立額は途中で変えてもいい?

A. もちろんです。家計や売上に合わせて調整してください。 ただし変更の回数が増えるほど迷いが増えるので、見直しは年1回をおすすめします。

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