
最終:代理店チェック10項目と90日アクションプラン
代理店チェックリスト(10項目)
- 意向把握書の様式があり、理事会の合意根拠として残せる。
- 比較推奨の根拠表(他社比較・シナリオ・総コスト)を提示できる。
- 説明義務の履行を示す提案書(約款・特約・免責の留意点)がある。
- 電子交付・電子募集の運用と、改定時のアラートがある。
- 事故初動フロー/小口事故運用のテンプレを持つ。
- 集合住宅の取扱比率が高い(専門性)。
- 有資格者(損保プランナー等)や社内レビュー体制がある。
- FD宣言を公開し、KPIをモニタリングしている。
- 個人情報・反社チェック・募集文書管理など内部統制がある。
- 定例面談・年次レビューの仕組み(次年度の見直し計画)がある。
90日ロードマップ(実行手順)
0〜30日:準備
- 台帳(設備・事故)を更新/不足データの収集。
- 代理店候補と初回面談(チェック10項目)。
- 第三者診断の見積取得、共有/専有線引き表の更新。
31〜60日:診断と設計
- 第三者診断→優先順位と範囲を特定。
- 条件表を完成(補償・免責・特約・付保割合)。
- 見積依頼・質疑は条件表に追記し全社へ同報。
61〜90日:見積と承認
- 見積比較→再質疑→最終案を理事会/総会で承認。
- 契約更新→運用ルール(免責・小口事故・承認フロー)を周知。
- 工事後はエビデンス添付で再見積依頼。
成果物の保管
- 線引き表・条件表・事故台帳・診断レポートをクラウド共有。
- 議事録・承認文書はファイル名規則(YYYYMMDD_件名)で統一。
まとめ
保険業法対応に遅れた代理店では、今後の商品改定・電子化・事故運用に追随しにくく、組合のリスクになります。相談できる専門代理店と一緒に、診断から更新・運用までを記録と根拠でつなぎ、長期の安定を目指しましょう。
FAQ
代理店の変更は手間?
議事資料ひな形と引継ぎチェックリストでスムーズに進められます。
長期契約の判断は?
市況・改修予定・事故傾向の根拠資料を基に、メリデメ表で決めます。
まず何から相談?
資産台帳・事故履歴・現行証券の3点をご準備ください。
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