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基本のき— 貯金と投資のちがい

20代後半 子育て家庭 はじめての資産形成 読む時間:4分

基本のき— 貯金と投資のちがい

資産形成はむずかしくありません。資産=収入−支出+運用益。この式を家計に落とし込むだけです。

インフレ時代の家計術:資産=収入−支出+運用益の作り方

はじめに

「投資は怖い。貯金で十分?」

防衛資金は貯金で守り、将来資金はNISAで少額の自動積立。迷わず続けられる家計に。

本記事は、貯金と投資の役割分担今日からの実行手順を、20代後半ファミリー向けに整理します。

1. 資産形成の基本式=「資産=収入−支出+運用益」

  • 収入を増やす:手当・副収入・昇給のチャンスを逃さない。
  • 支出を整える:通信・保険・サブスクなど固定費から。
  • 運用益を取り入れる:長期の積立投資で“時間”に働いてもらう。

式はシンプルですが、効くのは習慣化です。給料日翌営業日に自動で先取りできる仕組みを作りましょう。

2. 貯金と投資の役割分担(二刀流)

貯金(守り)

  • 元本を守りやすい/すぐ使える。
  • インフレに弱く増えにくい。
  • 用途:生活防衛資金・期近の大きな支出。

投資(攻め)

  • 価格は上下するが、長期では増えやすい。
  • インフレに比較的強い。
  • 用途:将来の教育・老後・資産づくり。

ポイントは「守りを作ってから攻め」。まずは防衛資金→次に少額の積立へ。

3. 何から始める?(NISA・iDeCo・ふるさと納税)

  1. NISA(まずコレ):いつでも引き出しやすく、中長期の積立に最適。
    給料日翌営業日に月5,000〜10,000円の自動積立を設定。
  2. ふるさと納税:返礼品で食費・日用品を補い、家計を下支え。
    控除上限の目安を確認して年内に計画実行。
  3. iDeCo(次の一手):60歳まで原則引き出せない代わりに節税が強力。
    老後資金の“専用口座”として少額から。
配分のヒント: 防衛資金が貯まるまではNISAの積立は最少額→防衛資金達成後に段階的に増額。

4. 失敗しない4つのルール

  • 停止しない、減額する:苦しい月は金額を下げるだけ。積立の“習慣”を守る。
  • 短期ニュースで判断しない:暴落時も自動積立は継続。
  • 年1回の点検:目標配分から±5%以上ズレたら調整(まずは新規買付で)。
  • 重複に注意:同じ資産クラスの商品を持ちすぎない。

まとめ・要約

  • 式は簡単:資産=収入−支出+運用益。習慣化がカギ。
  • まずは貯金で守り→その次に少額の積立投資。
  • NISA→ふるさと納税→iDeCoの順で整えると続けやすい。

FAQ

いくらから積立を始めればいい?

月5,000〜10,000円からでOK。続けやすい金額が最優先です。

NISAとiDeCoは何が違う?

NISAは引き出しやすく中長期の積立に。iDeCoは節税が強力な老後資金の専用口座です。

貯金と投資、どちらを優先?

まずは防衛資金を貯金で確保→それ以外を投資で長期積立、の順序が安心です。

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