ブログ 資産形成

なぜ今から?— 20代後半ファミリーのための資産形成入門

20代後半 子育て家庭 はじめての資産形成 読む時間:3分

なぜ“今”から?— 20代後半ファミリーのための資産形成入門

引っ越し、ベビー用品、保険、将来の教育費。お金がよく動くこの時期に、小さく早く始めるだけで5年後の安心感は大きく変わります。

貯金だけで大丈夫?インフレ時代のはじめて資産形成ガイド

はじめに

「子どもや家のことで精一杯。投資は難しそうだし、いつか余裕ができたら…」

固定費が整い、口座が分かれてスッキリ。少額の積立が自動で続き、将来の不安が少しずつ軽くなる。

本記事では、20代後半の家庭が“今”始める理由と、失敗しない最初の一歩をやさしく整理します。


1. 20代後半で始める意味は?

  • ライフイベントが集中:住まい、車、出産・保育、教育準備…支出が増える前に“仕組み化”で守りを固める。
  • 時間を味方にできる:少額でも期間が長いほど複利が効きやすい。
  • 家計の癖づけが早い:口座分け・自動化を若いうちに定着させると、その後がラク。

ミニストーリー:
共働きAさん夫婦(27・29歳)。家計アプリで固定費を整え、月7,000円の積立を開始。1年後、貯金口座は手堅く増え、投資口座も自動で積み上がる仕組みに。「もっと早くやればよかった」が口ぐせに。

2. 貯金だけだと何が起きる?(インフレの影響)

  • 目減りリスク:物価が上がると、同じ貯金額でも買える量が減る。
  • 将来資金が不足:教育・老後など、中長期の目的には“増やす”仕組みが必要。
  • メンタル負担:貯めるだけだと「いつまでに、どれだけ?」が見えにくい。

対策はシンプル。目的別の口座分け少額の長期積立で、守りと攻めを分けて考えることです。


3. 今日からの3ステップ

  1. 口座を3つに分ける:①生活費 ②生活防衛資金(目標=生活費3〜6か月)③将来資金(積立用)。
  2. 固定費を1つ見直す:通信・保険・サブスクから手をつけやすい項目を1つ。月1,000〜3,000円の削減でもOK。
  3. 自動で先取り積立:給料日翌営業日に、将来資金口座へ月5,000〜10,000円を自動で移す(新NISA等の積立枠を活用)。

ふるさと納税も活用:家計の食費・日用品を返礼品で一部まかなうと、積立の“原資”が作りやすくなります。

まとめ・要約

  • 20代後半は“仕組み化”の始めどき。時間を味方に。
  • 貯金だけではインフレに弱い。目的別口座+少額積立で二刀流。
  • 口座分け→固定費1つ削減→自動先取り、の順で今日から。

FAQ

20代後半で資産形成を始めるのは早い?遅い?

ちょうど良いタイミング。少額でも期間が長いほど複利が効きやすく、家計の習慣化も進みます。


いくらから始めればいい?

生活防衛資金を確保したうえで、月5,000〜10,000円から。まずは“続けられる金額”で始めましょう。


投資は怖い…貯金だけじゃダメ?

貯金は大切ですがインフレに弱い面も。近い支出は貯金、将来資金は長期の積立投資と役割分担を。


📩 家計や目標に合わせた“あなた専用の最初の一歩”を一緒に作れます。LINEで相談する

-ブログ, 資産形成